2017年2月5日、大分県で別府大分毎日マラソン大会が開催され、ロンドンオリンピック代表だった中本健太郎(34歳=安川電機)が14回目のフルマラソンで念願の初優勝を果たした。

 2012年ロンドン五輪6位の実績を誇る中本の走りは、中盤以降にデジェレ・デべレ(エチオピア)との一騎打ちとなったが、終盤になって突き放し51秒差をつけゴールテープを切った。最終タイムは2時間9分32秒だった。

 同大会における日本人選手の優勝は、第62回大会の川内優輝(埼玉県庁)以来4年ぶりとなる。

【中本健太郎】1982年12月7日生まれ、山口県豊浦郡菊川町(現材は下関市)出身。2012年ロンドン五輪男子マラソン代表、日本人選手トップの6位入賞を果たす。五輪での男子マラソン入賞は2004年アテネ五輪以来2大会ぶり。2013年世界陸上モスクワ大会男子マラソンでは5位入賞。自己ベストタイムは2013年2月3日に別府大分毎日マラソン大会で記録した2時間8分35秒。


VictorySportsNews編集部