ベスト4進出を果たしたナダル
ナダル 4強、好調ソック撃破
男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は29日、シングルス準々決勝が行われ、第5シードのR・ナダル(スペイン)が第13シードのJ・ソック(アメリカ)を6-2, 6-3のストレートで下して3年ぶりのベスト4進出を果たし、初優勝に前進した。 この日、第2ゲームでミスを重ねるソックからブレークに成功したナダルが第8ゲームもブレークし、第1セットを先取。 第2セットはソックの強烈なストロークに押されてリードを許したが、2度のブレークチャンスを活かしてストレート勝ちした。 準決勝では、ノーシードから勝ち上がってきた世界ランク40位のF・フォニュイーニ(イタリア)と0対戦する。フォニュイーニは準々決勝で第2シードの錦織圭をストレートで破っての勝ち上がり。 元世界ランク1位のナダルはマイアミ・オープンで準優勝が最高成績。今大会では3回戦で第26シードのP・コールシュライバー(ドイツ)に苦戦したが、初のタイトル獲得まであと2勝とした。 敗れた24歳のソックは、今年のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)でマスターズ初のベスト4進出を果たし、現在の世界ランキングは自己最高の17位。今大会は1セットも落とさずにベスト8へ進出していた。 現地30日は第4シードのR・フェデラー(スイス)と第10シードのT・ベルディヒ(チェコ共和国)、第12シードのN・キリオス(オーストラリア)と第16シードのA・ズベレフ(ドイツ)の準々決勝2試合が行われる。
ベスト4進出を果たしたナダル