ウォズニアキ 逆転で初V王手
女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、プレミアマンダトリー)は30日、シングルス準決勝が行われ、第12シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)が第2シードのKa・プリスコバ(チェコ共和国)を5-7, 6-1, 6-1の逆転で破り、大会初の決勝進出を果たした。 この試合、2度のブレークを許して第1セットを落としたウォズニアキだったが、続く第2セットではプリスコバにわずか1ゲームしか与えず、セットカウント1-1に。 迎えたファイナルセット、ウォズニアキはロングラリーを制して第1ゲームでいきなりブレークに成功。試合の主導権を握ったウォズニアキは、そのままリードを守り切り2時間16分で勝利した。 決勝では、第10シードのJ・コンタ(英国)と第11シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)の勝者と対戦する。 今大会は、初戦の2回戦でV・レプシェンコ(アメリカ)、3回戦でS・キルスチャ(ルーマニア)にそれぞれストレート勝ち。4回戦では第6シードのG・ムグルサ(スペイン)の途中棄権、準々決勝ではL・サファロバ(チェコ共和国)をストレートで下しての勝ち上がり。 世界ランク14位のウォズニアキは、今年でマイアミ・オープンに10度目の出場で、2012年にはベスト4進出を果たしている。 今季は未だ優勝こそないが、カタール・トータル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTAプレミア )とドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(UAE/ドバイ、ハード、WTA プレミア)の2大会で準優勝。BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA プレミア)ではベスト8進出を果たした。 一方、敗れたプリスコバは今季3度目の決勝進出とはならなかった。今大会は、初戦の2回戦でM・ブレングル(アメリカ)、3回戦でY・プチンセワ(カザフスタン)、4回戦でB・ストリツォワ(チェコ共和国)、準々決勝でM・ルチッチ=バーロニ(クロアチア)を破って準決勝まで駒を進めていた。
決勝進出を決めたウォズニアキ