(左から)ヴィーナスとコンタ
ヴィーナス破り 初の決勝進出
女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、プレミアマンダトリー)は30日、シングルス準決勝が行われ、第10シードのJ・コンタ(英国)が第11シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)を6-4, 7-5のストレートで破り、大会初の決勝進出を果たした。 この試合、第1セットを先取したコンタは、続く第2セットでファーストサービスの確率を43パーセントまで落としてヴィーナスに2度のブレークを許すも、自身はそれを上回る3度のブレークに成功し、2時間3分で勝利を手にした。 決勝では、第12シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)と対戦する。ウォズニアキは、同日の準決勝で第2シードのKa・プリスコバ(チェコ共和国)でを5-7, 6-1, 6-1の逆転で下し、大会初の決勝進出を果たした。 今シーズンのコンタは、1月のアピア国際(オーストラリア/シドニー、ハード、WTAプレミア)でキャリア2勝目をあげた。 グランドスラムでは、昨年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で四大大会初のベスト4進出。今年は準々決勝でS・ウィリアムズ(アメリカ)にストレートで敗れた。 一方、敗れたヴィーナスは、準々決勝で第1シードのA・ケルバー(ドイツ)をストレートで下して準決勝へ駒を進めていた。
(左から)ヴィーナスとコンタ