全豪OP時のムラデノヴィック
4度目の正直で初タイトル
女子テニスツアーのサンクトペテルブルグ・レディース・トロフィー(ロシア/サンクトペテルブルク、ハード、WTAプレミア)は5日、シングルス決勝が行われ、世界ランク51位のK・ムラデノヴィック(フランス)が世界ランク34位のY・プチンセワ(カザフスタン)を6-2, 6-7 (3-7), 6-4のフルセットで下し、シングルスで自身初のツアータイトルを獲得した。 この試合、第1セットを先取したムラデノヴィックだったが、第2セットではセカンドサーブのポイント獲得率を38パーセントまで落とし、タイブレークの末このセットを奪われた。しかし、第3セットでは少ないブレークチャンスを活かし、2時間36分で勝利した。 今大会、ムラデノヴィックは2回戦で今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)準優勝を果たしたV・ウィリアムズ(アメリカ)に快勝すると、続く3回戦では第6シードのR・ビンチ(イタリア)を破る活躍を見せた。 23歳のムラデノヴィックは今回が4度目の決勝進出で、過去はいずれも準優勝に終わっていた。 また、ダブルスでは世界ランク3位のムラデノヴィックは、C・ガルシア(フランス)と組み2016年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でフランス人ペアとしては45年ぶりの優勝を果たした。 一方、敗れたプチンセワは自身初のツアー決勝を勝利で飾ることはできなかった。
全豪OP時のムラデノヴィック