全豪OP時のカレノ=ブスタ
前回準V国に逆転勝利
男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦 クロアチア対スペイン(クロアチア/オシエク、ハード)は5日、シングルス2試合が行われ、世界ランク26位のP・カレノ=ブスタ(スペイン)と、同13位のR・バウティスタ=アグ(スペイン)がともに勝利し、スペインが3勝2敗の逆転で前回準優勝のクロアチアを破り、5年ぶりのベスト8進出を決めた。 最終日、シングルス第1試合ではバウティスタ=アグと世界ランク223位のF・シュクゴル(クロアチア)が対戦。前日までで1勝2敗と崖っぷちのスペインだったが、6-1, 6-7 (4-7), 6-3, 7-6 (8-6)でバウティスタ=アグが勝利し、スペインが2勝2敗に追いつく。 勝敗のかかったシングルス第2試合では、カレノ=ブスタと世界ランク319位のN・メクティッチ(クロアチア)が対戦。大会初日第1試合で格下相手に敗れていたカレノ=ブスタだったが、7-6 (7-4), 6-1, 6-4のストレートでメクティッチを退け、3勝2敗でスペインが逆転勝利を収めた。 4月に行われるワールドグループ準々決勝でセルビアと顔を合わせる。 一方、M・チリッチ(クロアチア)ら主力選手不在で臨んだクロアチアだったが、大会初日に世界ランク223位のシュクゴルがカレノ=ブスタを破る波乱を起こすと、2日目のダブルスでもダブルスランキング65位のメクティッチと同114位のM・ドラガニャ(クロアチア)のペアが、昨年の全仏オープン覇者であるF・ロペス(スペイン)/ M・ロペス(スペイン)組をフルセットで下す金星を上げていた。
全豪OP時のカレノ=ブスタ