開幕前日のプロアマ戦に元気に出場した青木功
「最後になるかも」青木功&尾崎将司が5年ぶり直接対決
◇国内男子◇中日クラウンズ 事前情報(26日)◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知県)6545yd(パー70) 日本ゴルフツアー機構(JGTO)会長の青木功は今週、選手として会場を盛り上げる。昨年の同大会以来1年ぶりのレギュラーツアー出場。予選2日間は、長くしのぎを削ってきた尾崎将司、ツアー売出し中の20歳・星野陸也と同組でラウンドする。 74歳の青木が70歳の尾崎と一緒にプレーするのは、沖縄・那覇ゴルフ倶楽部で行われた2012年「日本オープン」以来。約5年ぶりの直接対決に青木の意欲はみなぎっている。 昨年は初日に9ホールを終えたところで右足痛のため途中棄権。「ジャンボに『なんだよ口先だけ…』って言われたから。今年は口先だけではないゴルフができているから頑張りたい」。そして「オレが中日でジャンボと一緒に回るのは最後になるかもしれない。ジャンボはまだ若いけれど、オレが(大会出場が)最後になる可能性はある」と感慨深げに話した。 初日1番でティショットを放った時点で、ツアーの最年長出場記録を74歳7カ月27日に更新するが、「できるカラダにしてきたから出るんだ。最年長記録だ、なんだってのはあくまで後についてくるもの。自分で意識しても仕方ない」と畳み掛けるように言った。 「36ホール回って予選を通りたい。アプローチとパターでどれだけしのげるか」。エージシュート、最年長予選通過…といった記録はつきものだが、その1打、1打が日本ゴルフの伝説になる。(愛知県東郷町/桂川洋一)
開幕前日のプロアマ戦に元気に出場した青木功