死闘を制したフェレール
死闘フェレール 雄叫びで勝利
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は29日、男子シングルス1回戦が行われ、第30シードのD・フェレール(スペイン)が世界ランク51位のD・ヤング(アメリカ)との死闘を5-7, 6-3, 4-6, 6-3, 13-11のフルセットで制し、辛くも初戦突破を果たした。 これまでツアー26大会で優勝しているフェレール。世界ランキングは2013年に3位へ上り詰め、全仏オープンでは2013年に決勝へ進出した実力者。しかし、35歳を迎えた今年は早期敗退が続き、現在は世界ランク33位まで落としている。 この日、サウスポーから繰り出す鋭いストロークが武器のヤングを4時間26分で振り切ったフェレールは、勝利の瞬間に雄叫びをあげた。 2回戦では、同胞のF・ロペス(スペイン)と対戦する。ロペスは1回戦でB・フラタンジェロ(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
死闘を制したフェレール