大坂なおみ「全部勝ちたい」
女子テニスで世界ランク45位の大坂なおみは25日、契約を結んでいるテニス用品メーカー ヨネックス株式会社のパーティーに参加した際にtennis365.netのインタビューに応じ、28日から開幕する全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に向けて「全部勝ちたい」と意気込んだ。 初戦では、昨年の全米オープンで四大大会2勝目をあげた第6シードのA・ケルバー(ドイツ)と対戦する。 「ディフェンディングチャンピオンと対戦するのはプレッシャーがあるけど、楽しむ気持ちで臨みたいし、チャンスもあると思う」 昨年の全米オープンは地元のM・キーズ(アメリカ)に惜しくも敗れて16強を逃した大坂は「ニューヨークは思い出の地。前回は残念だったけど、そこからは成長したと感じている」とコメント。 前哨戦のロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、WTAプレミア5)では予選を勝ち抜き本戦入り。世界ランク1位のKa・プリスコバ(チェコ共和国)との3回戦ではファイナルセットの途中で棄権したが「怪我からも復帰して、すごくいい気持ちで臨める」と述べた。 また、日本について「美味しい食べ物がある東京の銀座が好き」と話した大坂は、最後に自身が使用するヨネックス EZONE DR 98について「ちょっぴり強く打つ私にとって、コントロールできるラケット」と信頼を置いていた。 大坂とケルバーの1回戦は大会2日目の29日のセンターコート第2試合に組まれた。同コートの第1試合は日本時間30日の深夜0時(現地29日の11時)に開始予定。 その他の日本勢では、日比野菜緒はC・ベリス(アメリカ)、尾崎里紗は予選勝者のD・ラオ(アメリカ)、土居美咲は第23シードのB・ストリツォワ(チェコ共和国)、奈良くるみはS・ソリベス=トルモ(スペイン)、江口実沙はKr・プリスコバ(チェコ共和国)と1回戦で対戦する。
世界ランク45位の大坂なおみ