世界ランク10位の錦織圭
錦織 肘動かせるようになった
男子テニスで世界ランク10位の錦織圭は31日に自身の公式アプリ「KEI NISHIKORI」に動画を投稿し、「昨日ドクターに診てもらって、すごく良くなっているとのことでした。長いギプスを今は短くして肘を動かせるようになっています」と負傷した右手首の近況を報告した。 8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)で右手首を負傷し、年内の残り全大会を欠場すると発表した錦織は「まだまだ回復するには長い道のりですが、4週間後には手首を少しずつ動かせるようになっていると思います。また経過を報告します」と続けた。 右手首は、今年3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で負傷。5月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)でも痛みが再発し、準々決勝を棄権していた。 現在開催中の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は錦織が不在の中、世界ランク44位の杉田祐一と同121位のダニエル太郎が大会初勝利をあげる活躍を見せている。 31日に杉田はL・メイヤー(アルゼンチン)、ダニエル太郎は第1シードで世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)と2回戦で対戦する。
世界ランク10位の錦織圭