ダンクコンテストの『ダークホース』、デリック・ジョーンズJrがアップ中に高難易度ダンクを披露
試合前に『レッグスルー360°』をあっさりと決めてみせる NBAオールスターウィークエンド開催が数日後に迫り、ニューオーリンズ周辺は慌ただしさを増している。 ドウェイン・ウェイド、カーメロ・アンソニーが漏れるなど、世代交代を感じさせる今回のオールスターメンバーだが、中でも異彩を放つのはダンクコンテストに出場するサンズ新人のデリック・ジョーンズJrだ。 高校時代に全米ダンクコンテストで優勝し、『Airplane Mode』というニックネーム通り滞空時間の長いダンクを実戦でも披露しているジョーンズJrは、アーロン・ゴードン、デアンドレ・ジョーダンらが出場する今回のダンクコンテストの『ダークホース』だ。 晴れの舞台でどんなダンクを披露するのか楽しみでならないが、2月13日にホームで行なわれたペリカンズ戦前のアップ中に、高難易度のダンクを披露して会場を沸かせている。 .... get ready for a show. #AirplaneMode ?? pic.twitter.com/oTSEYCsLSf チームメートがレイアップの感触を確かめる中、レッグスルー360°ダンクを簡単に成功させたジョーンズJr。サンズ公式リポーターとのインタビューを受けて「家族がニューオーリンズに来てくれるから楽しみ」とコメントしている。デビン・ブッカーとのコンビダンクの一部をファンの前で披露したことについて聞かれると「皆から『こういうのはどうだ?』とかアドバイスをもらっている。やることが満載だよ!」と答えた。 アップ中に披露したダンクがウォーミングアップにすぎないのであれば、本戦での期待は高まるばかり。この男、やはり『ただ者ではない』オーラに満ちている。
写真=Getty Images