全豪OP時の西岡良仁
西岡 逆転で第2シードに惜敗
男子テニスツアーのメンフィス・オープン(アメリカ/メンフィス、ハード、ATP250)は15日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク99位の西岡良仁は第2シードのJ・イズナー(アメリカ)に6-4, 3-6, 4-6の逆転で敗れ、2年連続のベスト8進出とはならなかった。 この日、西岡は第1セットの第1ゲームで身長差38センチのイズナーからブレークを奪うと、その後ブレークポイントを3度しのぎ、このセットを先取する。 しかし、第2セットでは先にブレークを許すと、イズナーのサービスゲームではわずか4ポイントしか奪えず、このセットを落としてファイナルセットへ突入。 勝負のかかるファイナルセットで、西岡は第7ゲームで先にブレークを許すと、その後もイズナーのビッグサーブを攻略することが出来ず、逆転負けを喫した。 21歳の西岡はツアー大会においてこれまで3度準々決勝に進んでおり、今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では初勝利をあげた。 一方、勝利したイズナーは、準々決勝でD・ヤング(アメリカ)と対戦する。両者は今回が4度目の対戦で、イズナーの3連勝中。ヤングは2回戦で19歳のR・オペルカ(アメリカ)を下しての勝ち上がり。 イズナーは、1試合における最多サービスエース記録を保持するなど世界屈指のビッグサーバーで、西岡との2回戦でも26本のエースを決めた。
全豪OP時の西岡良仁