フェデラー 開発の裏側語る
アメア スポーツ ジャパン株式会社ウイルソンは10月4日、男子テニスで世界ランク2位のR・フェデラー(スイス)をゲストに迎え、都内某所で「ウィルソンTV」の収録を行った。 2006年に初めて訪れて以来、11年ぶり2度目の来日となったフェデラーはこの日、自身も開発に携わった「PRO STAFF(プロスタッフ)97 RF」についてコメント。 PRO STAFF(プロスタッフ)97 RF 「とにかくシンプルなものにこだわった。本当だったらこれよりもっとシンプルで、文字も何も入れないようにしたかった。手触りや肌触りにすごく気を使い、ヴェルベットコーティングを採用した。イメージはタキシードルック。本当にシンプルなものにしたかった」と自身のこだわりと開発の裏側を語った。 また、「PRO STAFF(プロスタッフ)97 RF」に自身の似顔絵がデザインされていることについては「顔のロゴはファンのため。自分のラケットにも顔がついているが、自分で見るのはあまり気持ちが良くない(笑)本当にファンのために作った」と会場の笑いを誘った。 幼少の頃からウィルソンのラケットでプレーしていたフェデラー。憧れだったS・エドバーグ(スウェーデン)が使用していたことから、自身もウィルソンのラケットを選んだことを明かした。 「ウィルソンの魅力として、ラケットのテクノロジーを1番に感じているし、他にもストリングのテクノロジーには非常に感心している。ラケットは腕の延長で、常になくてはならないものなので、ウィルソンには感謝している。」 37歳のフェデラーは今後、12日に開幕するNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、ハード)に出場。A・ズベレフ(ドイツ)、M・チリッチ(クロアチア)、J・ソック(アメリカ)らのグループ・ボリス ベッカーに入った。
11年ぶりに来日したフェデラー