2017年1月29日、東京辰巳国際水泳場で競泳の東京都選手権が行われた。競技最終日、男子200m平泳ぎで、渡辺一平(19=早稲田大学)が、2分6秒67の世界新記録を打ち立てた。
 2012年に山口観弘(22=志布志ドルフィンズスイミングクラブ)が出した、世界記録2分7秒01を0秒34更新した。

 渡辺は、昨年のリオ五輪に出場。同種目の準決勝では、2分7秒22の五輪記録を出した。決勝は6位に終わった。

【渡辺一平】(わたなべ いっぺい、1997年3月18日-)。日本の競泳選手、種目は平泳ぎ。193㎝/76㎏。早稲田大学水泳部所属。大分県出身で、中学2年次は、JOCジュニアオリンピックに出場。高校3年に出場した同大会では、100m・200m平泳ぎで二冠を獲り、最優秀選手として表彰された。2015年に早稲田大学に入学。2016年には、リオ五輪代表選手として選出された。2017年1月に開催された第10回東京都選手権水泳競技大会の200m平泳ぎ決勝で、2分6秒67の世界新記録を樹立した。


VictorySportsNews編集部