全米オープン時の土居美咲
土居美咲 逆転勝ちで連敗止める
女子テニスツアーのハワイ・オープン(アメリカ/ホノルル、ハード、WTA125K)は21日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク122位の土居美咲が同161位のA・ムハンマド(アメリカ)を4-6, 7-6 (7-3), 7-6 (7-3)の逆転で下し、連敗をストップした。 この日、第1セットを落とした土居だったが、続く第2セットをタイブレークの末に取り返しセットカウント1-1に。その後、ファイナルセットでもタイブレークへもつれ込むが、先にミニブレークした土居がリードを守りきり、勝利を手にした。試合時間は2時間40分。 2回戦では、世界ランク147位のJ・ボズラップ(アメリカ)と対戦する。ボズラップは、1回戦でS・エラーニ(イタリア)を下しての勝ち上がり。 土居は、5月のニュルンベルガー・カップ(ドイツ/ニュルンベルク、レッドクレー、WTAインターナショナル)でベスト4入りを果たすが、準決勝を右腹部の痛みにより途中棄権して以降は初戦敗退が続いており、今回はツアー本戦で約6カ月ぶりの勝利となった。 同日の1回戦には、第5シードの尾崎里紗が登場し、V・ディアチェンコ(ロシア)と顔を合わせる。 その他の日本勢は、穂積絵莉と今西美晴が2回戦へ進出するも、第4シードの奈良くるみ、清水綾乃、予選勝者の加治遥は初戦敗退となった。
全米オープン時の土居美咲