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ゴーゴーヨコハマ号から飛び出したベイスたんたち。

©カネシゲ タカシ

その昔、ホームランを吹き返すために練習した、
「ベイスたんの、ぷーっ」がこんなところで役に立つとは。

ふわりふわりと、ハマスタのグラウンドに降り立つことができました。

©カネシゲ タカシ

大喜びのベイスたんですが。

なにか大切なことを忘れているような……

©カネシゲ タカシ©カネシゲ タカシ©カネシゲ タカシ

「あやや!かみたまやよーー!!(ぷるぷるもちもちっ)」

「せっかくがんばってハマスタに着いたことを褒めようと思ったら、
船から脱走……いったい何を考えているのだ!」

「あっ、あっ、つい、できごころやよ!
かんべんしてあげてほしいやよ~(ぺこぺこ)」

「ダメじゃ、ダメじゃ!
ここにいたら、いろんなひとに迷惑をかけてしまうぞよ。
さあ、惑星ベイスターに帰るのじゃ。」

「……(ひそひそ)」

「…ん?きいているのか、ベイスたん?」

「……せーのっ」

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カネシゲ タカシ

漫画家・コラムニスト。1975年生まれ、大阪府出身。 「週刊少年ジャンプ」にてデビュー。 現在は「週刊アサヒ芸能」や「スポーツナビ」に連載を持つほか、テレビ・ラジオ・トークイベントに出演するなど活動範囲を拡大中。 著書・共著に『みんなのプロ野球川柳』、『みんなの あるあるプロ野球』(ともに講談社)、『ベイスたんやよ!』(KADOKAWA)、『野球大喜利 ザ・レジェンド』(徳間書店)などがある。 元よしもと芸人。