スピン量を抑えた1Wもワトソンの心強い味方になっている(Richard Heathcote/Getty Images)
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B.ワトソンのこだわりが凝縮された14本 マッチプレー王者の優勝ギア

バッバ・ワトソンは気に入った道具を使い続ける傾向にある。そして、「WGCデルテクノロジーズマッチプレー」で勝利へと邁進したワトソンは、バッグにお馴染みの友人たちを入れていた。 「僕は道具を変えるのが嫌いなんだ」とワトソンは数年前にGolf Worldに述べている。「感覚が常に新しくなってしまう。新しいクラブ、あるいはグリップを交換したクラブでは、感覚が合っていないので打つことさえできないことがよくあるんだ」。 ワトソンは自分専用にウェッジのソールをグラインドしないことで知られているが、これはソール形状をそのつど完全に再現するのが難しいためであり、彼は標準的なグラインドでのプレーの仕方を体得することを選択している。 しかしながら、そんな彼も最近一カ所だけ、パターのロフトに変更を加えている。彼は現在使用しているピンPLDパターを優勝した先月の「ジェネシスオープン」から実戦投入しているが、このパターのロフトは4.5度となっている。それまで3度のロフトのパターを2.5度に微調整して使用していた。しかし、オフシーズンにパターのロフトを色々と試したワトソンは、さらににロフトが必要であると判断。このパターは金曜に予選リーグを突破した後の決勝トーナメント4試合でも良い働きをした。その4試合で、ワトソンは対戦相手に合計でわずか7ホールしかアップを与えず、なかでも7&6と圧勝した決勝戦でケビン・キズナーに取られたホールは1ホールのみだった。ワトソンの使用するパターは長さが34.25インチで、重さは340グラムとなっている。 また、ワトソンはトレードマークであるピンク色のピン『G400 LSテックドライバー』をオースティンCCで貴重な戦力として使用した。ドライバーは8.5度のモデルだが、実際のロフトは7.6度に立てられており、グロファイBiMatrxシャフトは半インチ短くなっている。さらにワトソンのドライバーは巨大グリップとなっており、下の手(レフティのワトソンにとっては左手)側はテープが15巻きされており、上の手(右手)側はテープが13巻きされている。LSテックはG400ドライバーの低スピンバージョンである。ここ数年、ワトソンはティショットのスピン量過多に悩まされていたが、LSテックにより適正なスピン量を得ることができるようになった。 「マスターズ」2勝のワトソンは、オーガスタナショナルで2度目の優勝を達成した際に使用していたピン『S55 アイアン』を今大会でも使用した。アイアンは全て半インチ長く、ワトソンが好むターフの抜け感を実現するべく、ヒールが極度にグラインドされている。また、ワトソンはライ角が正しくなるよう、常に確認している。初めてアイアンをテストする際、フックが強すぎるようだと、彼は1度アップライトに修正するよう指示している。 このマッチプレーでは、こうした道具の微妙な複雑さが積み重なり、彼を勝利へと導いたのである。(米ゴルフダイジェスト誌:E.Michael Johnson 翻訳:平床大輔) ドライバー: ピンG400 LSテック(7.6度) フェアウェイウッド: ピン G フェアウェイウッド(3番13.2度) アイアン: ピン i ブレード アイアン(2番)、ピン S55 アイアン(4~P) ウェッジ: ピン グライド 2.0 ウェッジ SS(52度、56度)、ピン グライド2.0ウェッジTS(60度) パター: ピンPLD ボール: タイトリスト プロV1xボール (C) 2018 Golf Digest Publications. All rights reserved

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