ダニエル太郎、本戦に王手
男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)は18日、シングルス予選1回戦が行われ、予選第2シードのダニエル太郎が世界ランク157位のF・ガイオ(イタリア)を6-1, 0-6, 6-1のフルセットで下し、予選決勝進出を果たした。 試合を通して8本のダブルフォルトを犯したダニエル太郎だったが、7度のブレークチャンスから5度のブレークに成功し、1時間43分で勝利した。 本戦入りをかけて、予選決勝では世界ランク193位のM・チェッキナート(イタリア)と対戦する。両者は今回が初の対戦。チェッキナートは予選1回戦で第5シードのA・ギアネッシ(イタリア)にフルセットで勝利しての勝ち上がり。 開幕戦のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ 、ハード、ATP250)と全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で予選敗退のダニエル太郎は、今季初のツアー本戦出場を目指す。 下部大会のスポーツ・マスター・テニス選手権(アメリカ/マウイ、ハード、 ATPチャレンジャー)では準優勝を飾った。 今大会の本戦には、世界ランク5位の錦織圭が第1シードで出場し、1回戦でT・ベルッチ(ブラジル)と対戦する。 その他のシード勢は第2シードがD・ティエム(オーストリア)、第3シードがP・クエバス(ウルグアイ)、第4シードがP・カレノ=ブスタ(スペイン)、第5シードがA・ラモス=ヴィノラス(スペイン)、第6シードがD・フェレール(スペイン)、第7シードがP・ロレンジ(イタリア)、第8シードがJ・ソウサ(ポルトガル)。 昨年のリオ・オープンはクエバスが決勝でG・ペラ(アルゼンチン)を6-4, 6-7 (5-7), 6-4のフルセットで下し、初優勝を飾った。
全豪OP時のダニエル太郎