全豪オープン時のベルッチ
錦織 リオ初戦は地元ベルッチ
男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/ リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)に第1シードで出場する錦織圭は、1回戦で地元のT・ベルッチ(ブラジル)と対戦する。両者は今回が2度目の対戦で、2015年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)2回戦では錦織がストレートで勝利している。 前週のアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、ATP250)も第1シードだった錦織は、決勝でA・ドルゴポロフ(ウクライナ)にストレートで敗れて準優勝に終わり、約2年ぶりのクレーコート大会でのタイトル獲得とはならなかった。 錦織と初戦で対戦する29歳のベルッチは、世界ランキングで2010年に21位まで上り詰め、これまでツアー4大会で優勝。今年はエクアドル・オープン(エクアドル/キト、レッドクレー、ATP250)でベスト4へ進出しており、クレーコートでの戦いを得意としている。 上位シード勢が順当に勝ち上がった場合、錦織は準々決勝で第8シードのJ・ソウサ(ポルトガル)、準決勝で第4シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)か第6シードのD・フェレール(スペイン)、決勝で第2シードのD・ティエム(オーストリア)と対戦する組み合わせ。 また、日本勢からダニエル太郎が出場したが、予選決勝で敗退した。 昨年のリオ・オープンはP・クエバス(ウルグアイ)がノーシードからR・ナダル(スペイン)やG・ペラ(アルゼンチン)らを破り、初優勝を果たしている。
全豪オープン時のベルッチ