西岡良仁 2年ぶり初戦突破
男子テニスツアーのデルレイ・ビーチ・オープン(アメリカ/デルレイ・ビーチ、ハード、ATP250)は20日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク91位の西岡良仁が予選勝者のK・コペヤンス(ベルギー)を6-3, 6-3のストレートで下し、2年ぶりの2回戦進出を果たした。 この試合、西岡は世界ランク204位のコペヤンスを相手に4度のブレークに成功し、1時間8分で勝利した。 2回戦では、第5シードのS・ジョンソン(アメリカ)とワイルドカードで出場のS・コズロフ(アメリカ)の勝者と対戦する。 西岡がデルレイ・ビーチ・オープンの本戦に出場するのは、今回が2度目。2015年は予選を突破してベスト8に進出を果たしたが、昨年は予選2回戦で敗れていた。 前週のメンフィスオープン(アメリカ/メンフィス、ハード、 ATP250)では、元世界ランク23位のG・ガルシア=ロペス(スペイン)を下して2回戦進出。2回戦では、世界屈指のビッグサーバーのJ・イズナー(アメリカ)を相手に第1セットを奪う好スタートを切ったが、惜しくも逆転で敗れた。 その他の日本勢では、予選を突破して本戦に出場のサンティラン晶が1回戦でT・フリッツ(アメリカ)と顔を合わせる。 今大会のシード勢は、第1シードがM・ラオニッチ(カナダ)、第2シードがI・カルロビッチ(クロアチア)、第3シードがJ・ソック(アメリカ)、第4シードがS・クエリー(アメリカ)、第5シードがジョンソン、第6シードがB・トミック(オーストラリア)、第7シードがJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)、第8シードがK・エドモンド(英国)。 2008年のデルレイ・ビーチ・オープンで、当時18歳でツアー初優勝を飾った錦織圭は、今週からリオ・オープン(ブラジル/ リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)に第1シードで出場。1回戦で地元のT・ベルッチ(ブラジル)と対戦する。
全豪OP時の西岡良仁