土居美咲 初の2回戦進出
女子テニスツアーのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(UAE/ドバイ、ハード、WTAプレミア)は20日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク48位の土居美咲が同94位のM・ブレングル(アメリカ)に6-2, 6-7 (4-7), 6-3のフルセットで勝利し、大会初の2回戦進出を果たした。 この試合、土居はファーストサービスが入った時に93パーセントの高い確率でポイントを獲得して第1セットを先取。続く第2セットをタイブレークの末に落とすも、最終セットでは5度のブレークに成功し、2時間6分で勝利した。 2回戦では、第8シードのE・ヴェスニナ(ロシア)と対戦する。両者は今回が2度目の対戦で、2015年のコネチカット・オープン(アメリカ/ニューヘイブン、ハード、プレミア)では、土居が1-6, 5-7のストレートで敗れている。 土居は、今回が今シーズン5大会目。ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権は3年ぶり4度目の出場で、過去3回はいずれも予選で敗れており、本戦出場は今回が初となる。 1月の全豪オープンは1回戦でP・パルメンティエ(フランス)にストレートで敗れ、その後の台湾オープン(台湾/台北、ハード、WTAインターナショナル)では日比野菜緒、尾崎里紗との日本人対決を制して準々決勝進出を果たした。 その他の日本勢では、大坂なおみが1回戦を勝利し、C・マーケイル(アメリカ)との2回戦に駒を進めている。尾崎、日比野、森田あゆみは予選で敗退した。 今大会シード勢は第1シードがA・ケルバー(ドイツ)、第2シードがKa・プリスコバ(チェコ共和国)、第3シードがD・チブルコワ(スロバキア)、第4シードがA・ラドワンスカ(ポーランド)、第5シードがG・ムグルサ(スペイン)、第7シードがE・スイトリナ(ウクライナ)、第8シードがヴェスニナ。 上位8シードは1回戦免除のため、2回戦からの出場。第6シードで出場予定だったコンタは左足の怪我を理由に欠場。その枠にはラッキールーザーでM・ミネッラ(ルクセンブルグ)(ルクセンブルグ)が入った。
全豪OP時の土居美咲