「1年間客観的に見ることができた」二人はどのような思いで今シーズンに臨むのか

―今シーズンの東京ヴェルディはいかがですか?
小池:昨年末、リーグ戦を長くプレーしていて、例年よりは少ないオフの中で、しっかり準備したのもあって、想像よりは体がついていけていますね。半分休んで半分動いた感じではあったので、良い入りができています。

―チームはいかがですか?
小池:だいたいは昨年からプレーしている選手なので、新しい選手がどういう風にレベルを上げてくれるか楽しみです。そして、僕らも負けないようにしたいなと思っているので、今はとても雰囲気が良いですね。

―梶川さんは徳島から期限付きで来られた久々のヴェルディはいかがですか?
梶川:1年ぶりなのですが、あまりメンバーが変わっていなくて、ほぼ違和感なく、スムーズにチームに合流できました。

―昔から一緒にやっていた選手が多いほうが入りやすいですか。
梶川:移籍すると土地勘がないなど、いろいろなことが心配になってしまうのですが、ヴェルディに加入するのは3度目なので、土地勘の心配もありません。また、初めてのチームだと自分のことをわかってもらう為にいろいろやらなければいけませんが、それも必要なく、初日からいじられていて、「帰ってきたな」という安心感がありましたね。

―今シーズンの意気込みを教えてください。
小池:個人的には2019年、2020年と永井監督のサッカーになってから、初めて2桁取ったり、初めてハットトリックをしたり、とても成長できた2年でした。30歳を超えて、世間ではベテランと言われる年齢になっても、成長をお見せできたのは永井監督のサッカーのおかげです。昨シーズンは昇格争いができませんでしたが、やっている方向性に間違いはないと思っています。今年はカジも帰って来てくれたので、良いパスを出してもらって、2人のコンビでチームのチャンスやゴールが多く生まれるように、自分たちが引っ張っていきたいという気持ちがあります。

梶川:1年離れましたが、自分を育ててくれたクラブに変わりはなくて、昨年もヴェルディの試合を見ていて、魅力や面白さを感じていていました。なので、今やっているサッカーが完成されれば、J1昇格だけではなく、J1で戦えるようなチームに絶対なると思っています。徳島で「昇格するチームの雰囲気」や、「どういう方向を見て全員がプレーしているか」ということが勉強になったので、そういう部分をしっかりヴェルディに還元して、昇格したいと思っています。

―去年や一昨年と何か違うものは感じますか。
小池:この2年で積み上げられているものが確実にあって、尚且つプレーしている選手の共通認識も高まっているので、最後のゴールを奪いきることや、ボールを保持できるように練習し、積み上げてきたものが花開くようなシーズンにしたいと思っています。

梶川:僕も確実に積み上がっているものやできていることが増えていると思います。僕は、「なぜこんなに面白いサッカーをしていて結果に繋がらない試合があるのか」という部分を、1年間客観的に見ることができました。そこで感じたことを、僕は伝えていって、強いチームにしていきたいです。

―2人のホットラインは意識されていますか。
梶川:僕は出し手なので、一昨年は基本的には1回純輝君の動きを見るようにしていましたが、今年、帰って来ても、タイミングがわかりやすいなと改めて感じましたね。

小池:意識しますね。僕は受け手の選手なので、いかに良い形で抜け出せるかという意識を持って常に準備しています。そこに供給してもらえればチャンスが増えるのかなと思っています。

「パワーの源になる」ファン、サポーターへの思い

―ファン、サポーターの方々はどんな存在ですか。
小池:僕は7クラブでこれまでプレーしてきて、最初はレッズでユースからトップに上がった時は、鈴木啓太さんのように1つのクラブで愛し愛されてキャリアを卒業していく姿に憧れていました。しかし、いざ、いろいろなクラブでプレーさせてもらうと、各土地に応援してくれる方がいたり、その土地のことを知ることができて。その出会いや縁、繋がりが自分にとってかけがえのない財産になっていますね。

梶川:僕は、SNSが活発になってきたことや、YouTubeを始めたことによって、接点が増えたなと感じています。昨年は難しかったですが、スタジアムで大きな声で応援していただいた時に力になっていましたし、2回目の2017年にヴェルディに帰って来た時に、「東京ヴェルディ」という応援を聞いて鳥肌が立ったのを覚えています。
昨年は、個人的にプロ生活の中でも、厳しいシーズンで、なかなか試合に絡めずメンバー外になることも多かったのですが、そんな中でもInstagramやTwitterなどで、「応援しています」というメッセージを頂くことができて。そういう声を聞くと「ここで立ち止まっていられない」とか「やれることは全てやらなければいけないな」と感じさせてくれました。

―どんな時に強くファンやサポーターの存在を感じますか。
小池:良い時も悪い時も、僕らのことを信じて応援してくれる方の姿は、心に刺さりますね。そういう人のためにも、「何か自分が力になれないかな」とか、「もう一歩頑張ってみよう」というパワーの源になっています。

―どんな時でも応援してくれるコアファンはどんな存在ですか。
小池:応援してくれた分、恩返しをしたいと思っているので、本当に大きな存在ですね。

梶川:基本的には平等に皆さんと接したいという思いはありますが、特に応援してくれる方には、感情が出てきてしまって、「この人は大事にしなければ」という思いになりますね。

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VictorySportsNews編集部