「ファン、サポーターの方々との接点を増やしたい」

―PasYouのどこに魅力を感じましたか。
小池:一つは、僕らがコイカジTVでYouTubeやっていたり、いろいろなSNSをやっていたりする理由と一緒なのですが、応援してくださる方との接点を、たくさん作りたいと思っています。応援したくなるタイミングはいろいろな所にあると思っていて、ピッチの上で活躍した結果で応援したいと思ってくれることもあれば、ギリギリ出そうなボールを必死に追いかけて行って、スライディングして、たとえピッチにボールを残せなかったとしても、その姿を見て、応援したいと思う人もいるかもしれないです。また、練習場で挨拶してくれたから、応援したくなったというような、いろいろなきっかけがある中で、SNSもその一つであると思っています。
なので、PasYouを利用させてもらって、まだ自分たちの気づけていない層の方たちに、自分たちが何かお手伝いできることがあればいいなと思っています。
普段だとメッセージが欲しい時に、選手に向かって「こんなメッセージが欲しい」とは言い辛いと思います。しかし、PasYouの内容をお聞きした時に、その人の背景や、どんなメッセージがいいのかなどを事前に汲んでもらえて、本当に欲しいと思ってもらえる「真のメッセージ」を届けられるのが素晴らしいと思いました。

梶川:個人への伝え方として、SNS等でのメッセージはありますが、生の声をその人に向かって届けることはあまりないので、より身近に感じてもらえるのではないのかなと思っています。さらに、話し方や、メッセージの発信の仕方で、どういう人なのかという部分を感じてもらえるのではないかとも思うので、その意味でも「生の声」は大切だなと。
その機会を提供して頂いたので、ぜひ活用して、僕の声で相手の方が喜んでいただけたり、勇気を持ってもらえたりしたら嬉しいですね。

―ファン、サポーターの方々と身近な存在になりたいと思いますか。
小池:ファンの方々には感謝の気持ちがすごくあります。
僕らはすごく有名なわけではないですし、まだ何かを成し遂げたわけでもありません。
でも、テレビに出ている遠い存在の人より、コミュニケーションを取ったことのある人に、親近感が沸いたり、その人が試合に出ていたら気にしてくれたりするのではないかと思っています。
なので、身近に感じてもらうことで、より僕らのことを応援していただいて、そこからヴェルディのことを好きになってもらったり、F-connectの活動を知ってもらったりできるように接点を増やしたいと思っています。

梶川:ファンの方に声をかけてもらうことや、SNSでメッセージをいただいたりすることが活力になっているのは間違いないです。なので、接点を増やして、自分の力をどんどん出せるようにして、さらに皆さんにも力や勇気を与えていける存在でありたいなと思っています。接点が多ければ多いほどいろいろな方にとっての力になると思いますし、自分にとっての力にもなるので、増やしていきたいです。

小池:SNSをやってない人たちを否定しているわけではなくて、僕らはこのスタイルでやりたいと思っています。

梶川:プレー1本で「かっこいい」、「応援しよう」となっている選手もかっこいいなと思うので、それはそれぞれの選手の特徴ですね。

「モチベーションにもなる」競技外で発信をすることについて

―特にどんなメッセージを届けたいというイメージはありますか。
梶川:僕は背が小さくて、それでも今年10年目、代表でもなくJ1でもないのですが、ここまで生き残ってやれているのはどうしてかということを伝えていきたいと思っています。僕もそうでしたが、小学校中学校と身長が伸びなくて、フィジカル面で悩んでいることが多かったので、同じ思いをしているサッカー少年少女たちに何か伝えていけたらと思います。また、いろいろな挫折も経験してきたので、それはサッカーに限らずいろいろな場面でも起こり得ることですし、たとえ相談し辛いことでも、相談してもらえたら嬉しいなと思います。

小池:僕は、代表選手でもJ1でのプレーが長かった訳でもないですが、今年でプロになって16年目、7クラブでプレーさせてもらい、昨年J2通算400試合も達成できました。でも、小さいころから遡ると僕よりうまい選手はたくさんいましたし、有名な選手もたくさんいました。そんな選手たちがサッカーを辞めていく中で、続けて来られたのは何か理由があるのではないかと思っています。なので、僕の取り組み方や考え方を、子供たちや、ビジネスの世界でうまくいかなかったり、失敗したりして悩んでいるような方々にも伝えていきたいですね。いろいろな悩みがあると思いますが、その悩みに何かプラスに働けたらいいなと思っています。

―「アスリートは競技に集中すべき」という意見もありますが、アスリートが発信をする意義はどんなところにあると思いますか。

小池:最後は「自分がどうしたいか」だと思っています。何か人に言われたから辞めるのではなく、自分が応援してくれている人との接点を作りたいとか、身近に感じてもらえるような機会を作りたいと思っているなら、取り組むべきであって、自分がどうしたいかということが大事だなと思っています。
そして、もう一つはF-connectの活動をしていて、子どもたちと触れ合う機会が多く、その中で、アスリートの価値やスポーツの価値を感じました。現役のうちに、身近に感じてもらえるような機会を作りたいと思っています。


梶川:全員から好かれるのは無理ですし、そこを気にしていても仕方ないなと思っています。厳しい意見を言われると、嫌な気持ちになることもありますが、正論の部分もあるので、全ての意見を退けるのではなく、「確かにそれもある」と思うことによって、その意見を覆してやろうという反骨精神も生まれるので、反対意見がゼロになってしまうのも良くないのではないかと感じています。

小池:モチベーションにもなりますね。「そんなことやってるから」と言われないようにプレーも頑張らなければと思います。

梶川:実際に、純輝君とF-connectを初めて、「F-connectをやっているから結果が出てないのではないか」と言われるのが絶対に嫌だとずっと思っていたので、F-connectをやり始めてからの方が良い結果が出ていて、そういう意味でも自分たちにとっては良い活動だったなと思っています。

「コイカジは合っているな」今後の展望

―発信を始めて良かったなと思っていることは何ですか。
小池:応援してくれる方が増えてくれることや、F-connectの輪が広がっていく感覚など、まるで種を蒔いていたものに芽が出て花が咲くような、いろいろなところに繋がりや縁を実感しています。僕は人とコミュニケーションを取ることが好きですし、まめさとフットワークの軽さも僕のストロングポイントなので、そこにマッチしていて自分に向いているなと思っていますね。

梶川:僕は、大卒1年目で純輝君と出会った時は真逆で、まめではなく、フットワークも重く、サッカーだけでなんとか生きていくと思っていました。でも、F-connectをやって、いろいろなことを発信していったり、足を運んで子どもたちと触れ合ったりすることで、自分の成長を感じることができました。最初はF-connectについてあまり認知されていませんでしたが、今は他の選手から「F-connectってどんな活動をしているの」と聞かれることもあって、続けてきて良かったなと思いました。まだまだ認知度があるわけではありませんが、SNSを通じて広がっているのを感じることができているので、より大きな輪にしていきたいですね。

―今後の展望について教えてください。
小池:ピッチ内では、昇格しかないですね。個人的には一昨年2桁取れましたが、昨年は7ゴールで届かなかったので、今年また2桁にしたいと思っています。競技外だと、コロナでいろいろな制限がある中なので、どんな活動ができるか考えています。F-connectや他の活動にもチャレンジしていき、自分たちにとってプラスになるように変えていきたいですね。コロナという難しい状況ですが、楽しみなことは多いと思うので、そちらも応援していただきたいです。

梶川:同じく昇格しかありません。昨年それを味わえたので、そこで学んだことを伝えていきたいと思っています。昇格は簡単ではないので、プレーにしても発言にしても、チームや自分に対して厳しくやっていきたいと思っています。そして、ピッチ内で「やはりコイカジは合っているな」という姿を見せたいと思っていますし、ただ一緒にいるだけではないというのを証明したいですね。ピッチ外でも一緒にいることが多いので、コロナ禍で難しい状況ではありますが、やれることは色々あるので、たくさんチャレンジしていきたいと思っています。

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VictorySportsNews編集部