キリオス 2連覇へ向け前進
男子テニスツアーのオープン13・マルセイユ(フランス/マルセイユ、ハード、ATP250)は22日、シングルス2回戦が行われ、第3シードのN ・キリオスが世界ランク47位のM・ジャジーリ(チュニジア)に6-4, 6-2のストレートで勝利し、2年連続ベスト8進出を果たした。 この試合、12本のサービスエースを決めたキリオスは、ファーストサービスが入った時に94パーセントの確率でポイントを獲得して58分で勝利した。 準々決勝では、N・マウー(フランス)と予選勝者のN・ゴンボス(スロバキア)の勝者と対戦する。 世界ランク16位のキリオスは昨年のオープン13・マルセイユ決勝でM・チリッチ(クロアチア)を破ってツアー初優勝を達成。その後、アトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)と楽天ジャパン・オープン(東京/有明コロシアム、ハード、ATP500)でタイトルを獲得し、10月には自己最高の世界ランク13位まで順位をあげた。 しかし、10月の上海ロレックス・マスターズ(中国/上海、ハード、マスターズ1000)2回戦で、観客に暴言を吐いたりやる気のないプレーを見せて、2017年1月15日までの出場停止処分と罰金が科されていた。 復帰戦となった全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では2回戦でA・セッピ(イタリア)に6-1, 7-6 (7-1), 4-6, 2-6, 8-10の逆転で敗れ3年連続の3回戦進出を逃した。 この日、その他のシード勢は第4シードのL・プイユ(フランス)、第6シードのR・ガスケ(フランス)、第7シードのG・シモン(フランス)が順当に勝利したが、第8シードのB・ペール(フランス)が初戦で姿を消した。
全豪OP時のキリオス