モンフィス 快勝で2年ぶり8強
男子テニスツアーのオープン13・マルセイユ(フランス/マルセイユ、ハード、ATP250)は23日、シングルス2回戦が行われ、第1シードのG・モンフィス(フランス)が予選勝者のS・スタコフスキ(ウクライナ)を6-1, 6-4のストレートで下し、2年ぶり3度目のベスト8進出を果たした。 この試合、8本のサービスエースを決めたモンフィスは、スタコフスキに1度もブレークのチャンスを与えず、わずか56分で勝利した。 準々決勝では、第6シードのR・ガスケ(フランス)と対戦する。両者は今回が13度目の対戦で、モンフィスの7勝5敗。前回は2015年の南フランスオープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)準決勝で、このときはガスケが6-4, 6-3のストレートで勝利した。 モンフィスがオープン13・マルセイユに出場するのは、今回が9度目。前回出場の2015年にはA・ズベレフ(ドイツ)やR・バウティスタ=アグ(スペイン)らを下して決勝進出を果たしたが、同胞のG・シモン(フランス)に敗れて惜しくも準優勝に終わっている。 昨年モンフィスは、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でベスト8、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でベスト4に進出し、シティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500)では約2年半ぶりのツアータイトルを獲得。ATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、 室内ハード)に初出場を果たし、世界ランキングでは自己最高の6位を記録するなど飛躍のシーズンを送った。 今大会は今季2戦目で、1月の全豪オープンでは4回戦でR・ナダル(スペイン)に3-6, 3-6, 6-4, 4-6で敗れた。 また、この日は第2シードのJW・ツォンガ(フランス)も世界ランク93位のI・マルチェンコ(ウクライナ)を6-3, 6-3のストレートで下し、準々決勝進出を決めた。
全豪OP時のモンフィス