全豪オープン時のメドヴェデフ
好調の21歳 初の8強入り
男子テニスツアーのオープン13・マルセイユ(フランス/マルセイユ、ハード、ATP250)は23日、シングルス2回戦が行われ、21歳のD・メドヴェデフ(ロシア)が世界ランク62位のJ・シュトルフ(ドイツ)を6-3, 3-6, 7-6 (7-3)のフルセットで下し、大会初のベスト8進出を果たした。 この試合、9本のサービスエースを叩き込んだメドヴェデフは、4度のブレークピンチを3度しのいで1時間43分で勝利した。 準々決勝では、第4シードのL・プイユ(フランス)と対戦する。両者は今回が初の対戦。プイユは初戦の2回戦で世界ランク102位のA・ベデネ(英国)を下しての勝ち上がり。 世界ランク64位のメドヴェデフは、今大会1回戦で第8シードのB・ペール(フランス)を逆転で下して2回戦に駒を進めていた。 1月のエアセル・チェンナイオープン(インド/チェンナイ、ハード、ATP250)でATPツアー初の決勝に進出。全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では1回戦で敗れたが、南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)では、F・ベルダスコ(スペイン)らを下してベスト8に進出するなど、今季は好調を維持している。 今大会のシード勢は、第5シードのA・ズベレフ(ドイツ)と第8シードのペールは初戦で姿を消したが、その他の上位シード勢は順当に準々決勝へ進出している。
全豪オープン時のメドヴェデフ