昨年のスイス・インドア時のデル=ポトロ
デルポ 今季初大会で4強入り
男子テニスのデルレイ・ビーチ・オープン(アメリカ/デルレイ・ビーチ、ハード、ATP250)は24日、シングルス準々決勝が行われ、第7シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が昨年覇者で第4シードのS・クエリー(アメリカ)を7-5, 7-5のストレートで下し、今シーズン初の公式戦でベスト4進出を決めた。 この日、デル=ポトロはトータルでクエリーに16本ものサービスエースを叩き込まれるが、2度のブレークに成功。自身は1度もブレークチャンスを与えない試合を展開し、1時間33分で勝利を手にした。 準決勝では、第1シードのM・ラオニッチ(カナダ)と対戦する。両者は今回が3度目の対戦で、過去は1勝1敗。ラオニッチは、準々決勝で第8シードのK・エドモンド(英国)を逆転で下して駒を進めている。 元世界ランク4位で2009年の全米オープン覇者であるデル=ポトロは、近年左手首の怪我に悩まされていたが昨年2月に復帰。リオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)では、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)らを破って銀メダルを獲得するなど、完全復活を印象づけた。 デル=ポトロが公式戦に姿を見せるのは、昨年11月の国別対抗戦デビスカップ決勝 クロアチア戦(クロアチア/ザグレブ、ハード)以来。2017年初戦の今大会で6年ぶり2度目の優勝を狙う。
昨年のスイス・インドア時のデル=ポトロ