#平井伯昌
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水泳
萩野公介現役引退へ、栄光と苦難の先にあったメダルより大切なもの
キャリア終盤は苦悩の連続だった。競泳ニッポンの一時代を築いた萩野公介(27=ブリヂストン)が東京五輪を最後に現役引退する決意を固めた。世界選手権福岡大会、栃木国体と〝ホーム〟でのイベントが続く2022年を前にプールを去る。
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競泳
世界水泳から占う五輪のメダル数
水泳の世界選手権は2001年福岡大会から、五輪の前後年に開催されるようになった。このため、特に五輪前年は、翌年を占う意味合いが色濃くなり注目度が高い。今年は7月に韓国の光州で開かれ、日本競泳陣は金、銀、銅を二つずつ獲得して合計6個のメダルに輝いた。中でも男子の個人メドレーで2種目制覇した瀬戸大也(ANA)の活躍が光った。2004年アテネ五輪の前年に実施された世界選手権バルセロナ大会以降のデータを比較しながら、20年東京五輪の動向を探ってみた。