羽澤慎治、西宮甲英対決制す
テニスの「全仏オープン・ジュニア 2017 ワイルドカード選手権大会 in partnership with LONGINES 日本予選」は28日、男子シングルス1回戦が行われ、第1シードの羽澤慎治(西宮甲英高等学校)が市川泰誠(西宮甲英高等学校)を6-3, 7-5のストレートで下し、ベスト4進出を果たした。 この日、羽澤はサウスポーから繰り出す市川のサービスとストロークに苦戦するも、ストレート勝ちをおさめた。 敗れた市川泰誠 準決勝では、阿多竜也(相生学院高等学校)と松田龍樹(LYNXTA)の勝者と対戦する。 今大会の男女シングルス優勝選手は、2017年5月にフランスのパリ郊外で開催される決勝大会へ出場。その決勝大会で優勝すると、全仏オープン・ジュニア2017のワイルドカードを獲得し、本戦へ出場することが出来る。 世界最高峰のレッドクレーコートで、グランドスラムの魅力を体験する機会をより多くの若いテニスプレーヤーに提供することを目的とした予選大会は、2014年の中国を皮切りに昨年までインド、ブラジル、韓国、日本の5か国で開催されてきた。今年はアメリカでも初開催が決定。 昨年は、日本予選で優勝を果たした田島尚輝と清水綾乃が本戦入りをかけてパリ決勝大会に挑み、田島は予選リーグで敗れるも、清水は初出場にして優勝を飾り本戦への切符を手にした。本戦で清水は、1回戦で逆転負けを喫して惜しくも初戦突破とはならなかった。 【開催概要】 日時:2017年2月28日(火)から3月2日(木) 28日 1回戦、1日 準決勝、2日 決勝 会場:公益社団法人 横浜カントリー&アスレティッククラブ 出場選手:日本テニス協会が選考した13歳から18歳までのプレーヤー 男女各8名 試合方法:男女シングルス ベスト オブ スリータイブレークセット 主催:フランステニス連盟・日本テニス協会
ベスト4へ進出した羽澤慎治