2017年1月30日、横浜F・マリノスはオーストラリア代表DFミロシュ・デゲネク(22歳)とマケドニア代表MFダビド・バブンスキー(22歳)の加入が内定したとクラブの公式ウェブサイトで発表した。両選手は今後メディカルチェックを受け、完全移籍にて正式契約を結ぶこととなっている。

 チームの中心選手に対して大幅な減俸を提示するなど、世代交代の動きを進める横浜FM。外国籍選手にも若い2人を加えたことで、あらためてチームの姿勢を示すこととなった。

【ミロシュ・デゲネク】
 ドイツ2部の1860ミュンヘンから加入するデゲネクは、187センチの長身が売り。U-17オーストラリア代表でプレーした後、U-19年代のときにはセルビア代表としてプレーした。その後、U-23世代で再びオーストラリア代表を選択し、2016年にはオーストラリア代表でA代表デビューも果たしている。

 2015年から所属していた1860ミュンヘンで、昨季は中心選手として公式戦28試合に出場。しかし、今季は出場機会が激減し中国のクラブに移籍するとも報じられていた。横浜FMへの移籍が加入したデゲネクは、「Jリーグのビッグクラブである横浜F・マリノスの一員になれることを楽しみにしていますし、横浜F・マリノスのことを信じてくれているファン、サポーターたちに喜んでもらえるよう自分たちの目標を成し遂げることができることを願っています」と、コメントを発表している。

©Getty Images

【ダビド・バブンスキー】
 セルビアのレッドスター・ベオグラードから加入。実父はガンバ大阪でもプレーした経歴を持つ元マケドニア代表DFボバン・バブンスキー。
「日本に来るチャンスの話を聞いた瞬間から自分の気持ちは決まっていました。日本と日本の文化が大好きです! 日本でサッカー人生を歩み続けるチャンスをくれた横浜F・マリノスに大変感謝しています。自分の持っているすべての技術と努力をチームのためにささげたいです」と、加入内定に際して喜びのコメントを発表している。


VictorySportsNews編集部