ケビン・デュラントがヒザを負傷、プレーオフ出場を確定させたウォリアーズに求められる主力のコンディション調整
試合開始から1分でコートを去り、MRI検査を受けることに 2月28日にベライゾン・センターで行なわれたウィザーズ戦で、ウォリアーズのケビン・デュラントが試合序盤に左ヒザを負傷した。 デュラントは試合開始からわずか1分後に負傷交代。ウィザーズのマーキーフ・モリスがジャンプショットを放った後、ペイント内でマーチン・ゴータットに倒されたザザ・パチューリアの体重がデュラントの左ヒザに圧し掛かった状態になり、デュラントはヒザを押さえ悶絶。自力で歩いてロッカーに戻ったが、その後プレーすることはなかった。 Kevin Durant is out for the rest of the game (hyperextended knee) pic.twitter.com/vJZFcyCDN9 ウォリアーズはデュラントがMRI検査を受けることを発表したが、ケガの状態、復帰時期などは分かっていない。すでにプレーオフ進出を決めているだけに、ここは無理をさせず回復に専念させるだろうが、もはやレギュラーシーズン大詰めの時期。長期離脱となればプレーオフをデュラント抜きで戦うことになる。 順当に行けば3年連続してNBAファイナルで激突する可能性が高いキャバリアーズは、ポイントガードのデロン・ウィリアムズの獲得を発表し、28日にセブンティシクサーズから解雇されたばかりのアンドリュー・ボーガットとも今週末までに契約を結ぶと見らている。2連覇に向け万全の準備が整いつつある。 『スーパーチーム』と言われるウォリアーズであっても、エリート選手が集う今のキャブズを相手にするには、主力選手全員のコンディションが整っていなければ難しい。それどころか、西カンファレンス決勝進出すら危うい。今こそ、ウォリアーズのチームマネージメント力が試される時だ。
写真=Getty Images