ベスト8進出の杉田祐一
杉田 ストレートで初優勝へ前進
男子テニスツアーの下部大会である慶應チャレンジャー国際テニストーナメント2017(日本/神奈川県、ハード、ATPチャレンジャー)は1日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの杉田祐一が世界ランク195位のディ・ウー(中国)に6-4, 6-4で勝利し、ベスト8進出を果たした。 この試合、杉田はセットポイントを2度逃すも、2度のブレークに成功して第1セットを先取。第2セットは第2ゲームでブレークを許すが、その後5ゲームを連取してゲームカウント5-1とリード。後半はミスを重ねたが、第10ゲームをキープして1時間22分で勝利した。 ウー 準々決勝で第7シードのZ・ザン(中国)と対戦する。両者は今回が初の対戦。 28歳の杉田は、昨年のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)でA・ズベレフ(ドイツ)らを倒すなどでベスト16に進出するなどの活躍を見せた。同年の8月には世界ランキングで自身最高の82位を記録した。慶應チャレンジャーは今回が8度目の出場で、最高成績は2012年のベスト4進出。 同日の2回戦に登場した予選勝者の仁木拓人は、第8シードのA・ウィッティントン(オーストラリア)に4-6, 6-7 (5-7)のストレートで敗れてベスト8進出を逃した。 2015年の慶應チャレンジャーは、ダニエル太郎が添田豪を4-6, 6-3, 6-3の逆転で下し、大会初優勝を飾った。 また、慶應チャレンジャー国際テニストーナメント2017は、今回より新たに女子ITF25,000ドルの大会も開催される。女子本戦は2017年3月6日(月)-12日(日)にかけて行われる予定。
ベスト8進出の杉田祐一