試合終了に奇跡を起こすメッシ
メッシは困難な試合の状況で、チームの中心となって活躍してから10年が経つ。それは今シーズンのバルサでも変わることがない。 26日のA・マドリード戦の優勝争いがかかった絶対に負けられない大事な一戦でも、メッシは証明した。アウェイのスタジアム、カルデロンで守備固めをしたアトレティコに、90分を過ぎて3分が経過したところで、メッシは値千金のゴール。チームに勝ち点3をもたらした。 「奇跡の男」は、他にも5試合で、今回のようなチームを救うゴールを決めている。この試合を含めトータルでチームに勝ち点11をもたらしている。 10月のバレンシア戦では、メスタージャ(バレンシアホームスタジアム)で試合終了間際の後半94分、PKを決めて2—3でチームは勝ち越した。この試合では先制点もメッシのゴールである。 ラモン・サンチェス・ピジュアン(セビージャホームスタジアム)対セビージャ戦では、前半終了間際に、貴重な同点弾を決め、チームはその後1—2で勝ち越した。 アノエタ(レアル・ソシエダホームスタジアム)対レアル・ソシエダ戦では、59分に同点弾を決め、チームはそのまま引き分け、勝ち点1をもぎ取った。 マドリガル(ビジャレアルのホームスタジアム)対ビジャレアル戦でも、試合終了間際に同点弾を決め、引き分けに持ち込み、勝ち点1をもたらした。 最近では、カンプ・ノウ(バルサホームスタジアム)で行われたレガネス戦では、再び試合終了間際のPKで勝ち越し点を決め、ひどい試合をなんとか勝ちにつなげた。 さらにメッシは、ベティス戦のルイス・スアレスが90分に決めた同点弾のアシストをしており、自らの得点以外にもチームに貴重な勝ち点をもたらしている。 メッシのデータを更に見てみると、うち5試合(バレンシア、ビジャレアル、ベティス、レガネスそしてアトレティコ・マドリード)の4ゴール1アシストが、試合終了間際の87—94分の間に決められており、これらのゴールにより、チームはこれまで8ポイントの勝ち点をメッシによって獲得している。すごい数字だ。