今季初優勝に王手をかけたマレー
マレー 元世界7位との決勝へ
男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)は3日、シングルス準決勝が行われ、第1シードのA・マレー(英国)が第7シードのL・プイユ(フランス)を7-5, 6-1のストレートで下し、今季初優勝に王手をかけた。 決勝では、元世界ランク7位のF・ベルダスコ(スペイン)と対戦する。ベルダスコは準決勝でR・ハーセ(オランダ)をフルセットで下し、ノーシードから決勝へ駒を進めている。 世界ランク1位のマレーは準々決勝で7本のマッチポイントをしのいでP・コールシュライバー(ドイツ)に逆転勝利していた。 今シーズンはカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、ATP250)で準優勝、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では4回戦でM・ズベレフ(ドイツ)に敗れた。 今大会はシード勢が早期敗退を喫しており、第2シードのS・ワウリンカ(スイス)と第8シードのG・ミュラー(ルクセンブルグ)が初戦で姿を消し、第3シードのR・フェデラー(スイス)、第5シードのT・ベルディヒ(チェコ共和国)、第6シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)は2回戦で敗退した。
今季初優勝に王手をかけたマレー