バルサの指揮官は、マシアで育った監督を

2017/3/5 18:40　 VictorySportsNews編集部

執筆者 Edu Polo 　マシアは選手を育てるだけではなく、監督も育てている。バルサ独自のプレースタイルに、誰よりも精通している。実際にグアルディオラ監督やルイス・エンリケ監督はバルサのトップチームを率いる前に、Bチームで指揮を執っていた。 　 　しかし現在、バルサBを率いるジェラール・モレノ監督は、エンリケ監督の後任候補としてあらわれていない。それは何かが間違っている。 　バルサのユース年代を率いていたオスカル・ガルシア監督がBチームに昇格しなかったときや、エウセビオ監督が選択肢にも入らずに、タタ・マルティーノ監督がトップチームに就任したときと同じだ。 　エウセビオ監督の場合は特別な意味を持っている。バルサBを率いていたときは不当な形で解任となったが、今はトップチームの監督としてバルサに戻ってくることができるからだ。セルタ・デ・ビーゴ、バルサB、レアル・ソシエダで結果を出し、偉大な監督であることを証明している。彼は、保証のある「間違いない選択」となるだろう。そしてペップ（グアルディオラ監督の愛称）とルチョ（エンリケ監督の愛称）の後を継ぎ、良い結果をもたらすだろう。