初優勝を狙う王者マレー
マレー BIG4で唯一の上半分
男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は7日、シングルスの組み合わせが発表され、初優勝を狙う第1シードのA・マレー(英国)は初戦の2回戦で予選勝者のV・ポスピシル(カナダ)とルー・イェンスン(台湾)のどちらかと対戦する。 今大会は32シードの選手が1回戦免除のため2回戦から登場のマレーは、上位シード勢が勝ち進むと、3回戦で第30シードのF・ロペス(スペイン)、第16シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)か第21シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)、4回戦で第7シードのJW・ツォンガ(フランス)や第11シードのD・ゴファン(ベルギー)らと対戦する組み合わせ。 世界ランク1位のマレーは、これまでのBNPパリバ・オープンで優勝しておらず、2009年の準優勝が自己最高成績。昨年は3回戦でF・デルボニス(アルゼンチン)に惜敗した。 また、男子テニス界の四天王(BIG4)でマレー以外の3選手は、反対側のボトムハーフに入った。 さらに第5シードのR・ナダル(スペイン)と第9シードのR・フェデラー(スイス)が4回戦、この2人の勝者と第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が準々決勝で対戦の可能性がある。 日本勢では錦織圭が第4シードで出場し、初戦の2回戦で世界ランク41位のD・エヴァンス(英国)と同82位のD・ブラウン(ドイツ)のどちらかと対戦する。 ラッキールーザーで本戦入りの西岡良仁は、予選決勝でも対戦したE・ウマー(スウェーデン)と1回戦で顔を合わせる。
初優勝を狙う王者マレー