PSG、エメリ監督「バルサに与えられた2つのPKは疑わしい」
執筆者 JAVIER GASCÓN エメリ監督は、説明し難いこの試合について、口を開いた。自己批判に加え、審判の判定に意見した。 「我々は素晴らしい機会を失った。前半は我々の欠点が顕著に出た。パリで行われたCL決勝トーナメント1回戦ファーストレグ(第1戦)の勢いを持ち込むことができなかった。もっと自分たちの特徴を出し、試合に入りたかった。けれども、我々のゴール近くでバルサにプレーをされ、バルサのほうがゴールの可能性があった。相手に距離を与えすぎた。2ゴールを与えてしまった。」 「後半は、試合が変わった。バルサを苦しませるために、チームが前半より良いプレーをしていたので落ち着いた。しかし、後半5分にPKを与えてしまったことで、バルサが活気を取り戻した。3―2とするチャンスをものにできず、審判の判断も我々を苦しめた。審判は我々のペナルティーエリアではバルサにPKを与え、バルサのペナルティーエリアでは我々にPKを与えなかった。最後の10分は今まで試合のために準備してきたことが、すべて崩壊した。試合終盤の説明はできない。あの結果がすべてだ」 エメリは「チャンスをものにすることができなかったのは、受け入れなければならない。今後のためにマイナスの経験から学ぶよ。この試合は選手、私、スタッフなどにマイナスの経験だ。ファーストレグではホームで、PSGのサポーターと素晴らしい試合をした。我々は信じていた」と加えた。 再び審判について質問されると「審判が我々を苦しめたとはいわないが、彼らの判定はバルサに有利だった。バルサに与えられた2つのPKは疑わしい。PSGのPKは1つ見逃された。我々は試合の各局面でよりよいプレーをするべきだった。バルサは偉大なチームである。試合は我々、審判、バルサの3つの要素にあった」とまとめた。