全豪オープン時の西岡良仁
西岡 カルロビッチ破る金星
男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は11日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク70位の西岡良仁が第19シードのI・カルロビッチ(クロアチア)を6-4, 6-3のストレートで破る金星をあげ、大会初の3回戦進出を果たした。 この日、1チャンスを活かしてブレークに成功した西岡が第1セットを先取。第2セットも第4ゲームでブレークすると、さらに第9ゲームもブレークし、昨年のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ/ハード、ATP1000)に続くマスターズ2度目の3回戦進出を決めた。 3回戦では、第13シードのT・ベルディヒ(チェコ共和国)とB・フラタンジェロ(アメリカ)の勝者と対戦する。 今大会、西岡は予選で敗退したが、欠場者が出たためラッキールーザーで本戦入り。1回戦では予選決勝でも対戦したE・イメル(スウェーデン)を下し、2回戦へ駒を進めていたい。 その他の日本勢では錦織圭が第4シードで出場しており、初戦の2回戦で世界ランク41位のD・エヴァンス(英国)と対戦する。 一方、西岡に敗れたカルロビッチは、今回の敗戦で4大会連続の初戦敗退となった。38歳のカルロビッチはこれまで8大会で優勝しており、世界ランキングは2008年に14位を記録した。
全豪オープン時の西岡良仁