ICC マイアミでバルサ対レアル・マドリードのプレゼン
2017年3月10日、同試合会場で試合のプレゼンが行われる。FCバルセロナのコミュニケーション&マーケティング部のマヌエル・アロヨ副会長とフリスト・ストイチコフ氏(ブルガリア人元プロサッカー選手。90年代FCバルセロナで活躍。柏レイソルにも在籍した事がある)がFCバルセロナを代表してプレゼンを行った。 ICCは主にヨーロッパで活躍するチームが別の国でプレーをする。これまで、アメリカ、カナダ、中国やオーストラリアで行われた。今年もアメリカの各都市で5チームが総当たり戦を戦う。各チーム4試合予定されているが、バルサの対戦相手は現時点で確実なのが3試合。 7月22日、バルサはまずにニューヨークでダニエウ・アウヴェス所属のユヴェントスFCと試合をする。 7月25日にワシントン州でジョゼ・モウリーニョ監督率いるマンチェスター・ユナイテッドと対戦。マンチェスター・Uのズラタン・イブラヒモビッチの活躍も気になるところだ。 7月29日はフロリダ州でレアルと対戦する。もう1試合目の対戦相手は今のところまだ不明。イベントを主催する「Relevent Sports」が3月21日ニューヨークで公式発表を行う予定なので、それまでにはわかるだろう。 プレゼンにはマイアミ・ドルフィンズの会長で同主催の創設者ステファン・ロス会長や、マイアミ・デイド郡の郡長、カルロス・ヒメネス氏、マイアミ・ドルフィンズ(NFL)の有名な選手ダン・マリノも参加。レアルからは元レアルの選手で現在交流課長を務めるエミリオ・ブトラゲーニョと現在コーチを務めるロベルト・カルロスが参加した。 エル・クラシコが海外で行われるは今回が2度目。 1度目はベネズエラのバルキシメトで1982年5月30日に行われた「el Torneo Presidente de la República(共和国大統領記念杯)」。この試合ではビセンテ・デル・ボスケのシュートが決まり1―0でレアルが勝った。 バルサのマヌエル・アロヨ副会長は「バルサだけではなく、サッカーを愛するすべての『サッカー家族』に素晴らしい機会を与えて下さったステファン・ロス会長と『Relevent Sports』に感謝したい。アメリカ合衆国のサッカー文化を活気づける良いイベントになると思います。アメリカのサッカー史に一枚の重要なページを書いているような思いです。ニューヨークにできたバルサのオフィスを見てもおわかり頂けるように、バルサも熱を入れてアメリカのサッカーを盛り上げようとしています。7月29日の試合は単なる親善試合ではなく、それ以上のものです。すべてのサッカーファンが熱中することができる、常に情熱を感じられる試合になるでしょう。マイアミのサッカーファンの皆さんには特に楽しんでいただきたいです」。