MDニュース メッシも賞与付きで契約更新か
執筆者 MIGUEL RICO 2016年10月に行われた決算報告書の調停会議に、FCバルセロナは出席し、決算報告書を提示した。そこには、ネイマール、セルヒオ・ブスケツ、マスチェラーノが契約更新を受け入れるにあたって賞与を受けていた。総額6400万ユーロ(約78億円)に及ぶ。そのうち、ネイマールが賞与の大半を受け取った。 ネイマールは、バルサとの契約の際の不正をブラジルの裁判所に差し押さえられ、3000万ユーロ(約37億円)以上の罰金が課される可能性がある。返済期間は5年間。もしバルサがネイマールを移籍させることを決めた場合、同選手は1ユーロも返済する義務がなくなる。 賞与は契約とは関係がない。賞与があった理由として、ネイマールはいくつかのクラブから、オファーがあった。クラブは、ネイマールを獲得するため、バルサに支払わなければならない金額以外に、ネイマールにボーナスを払っていた。そのボーナスは最終的にはバルサが払った。これをネイマールは賞与として受け取り、数シーズンの契約金の中に含めなかった。なぜなら法律の規約の限度を70%超えた報酬となり、バルサ幹部の続投を危険にさらすからだった。 ネイマールとルイス・スアレスは契約を更新。レアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウドも更新した。メッシの契約は2018年に切れるが、更新の準備を進めている。 メッシは本質的に、いつもと何も変わっていない。バルサがメッシにプレーをし続けてほしいと思っている間は、メッシはバルサでプレーをし続けたい。そのことはすでに何度も本人が発言している。 バルサのジョゼップ・マリア・バルトメウ会場と、メッシの父親ホルヘ・メッシは契約更新に向けて話し合いを進めている。世界一の選手メッシは、生涯契約となる可能性もある。 マーケットがインフレであり、過去最高のプレーヤーであるメッシは報酬を十分としないだろう。 この経済情勢でボーナスが存在するため、メッシには過去のボーナスと一致したものを払うべきだ。それが、唯一のレベルのサッカー選手として値する。 メッシはチームのなかで飛びぬけて一番の報酬を受けることになる。基本的に約4000万ユーロ(約49億円)以上だ。分かり易く例えるならば、バルサのスタメンになるレベルのある選手を契約するためにかかる金額だ。 メッシはメッシであり、どの選手にも代えることはできない。メッシのレベルに近い選手すらいない。もしバルサがメッシにプレーを続けてほしければ、それに値するものを払わなければならない。 メッシはいつも、報酬以上の価値をプレーで示している。