5年ぶり優勝へ前進したフェデラー
フェデラー快勝 5年ぶりVへ前進
男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は12日、シングルス2回戦が行われ、第9シードのR・フェデラー(スイス)が世界ランク81位のS・ロバート(フランス)に6-2, 6-1の快勝で初戦を突破し、5年ぶり5度目の優勝へ前進した。 今大会はシード勢が1回戦免除のため2回戦からの登場のフェデラーは、第1セットから主導権を握ってロバートを寄せつけず、1度もブレークチャンスを与えない試合を展開。貫禄あるプレーを見せつけ、わずか51分で勝利を手にした。 3回戦では、第24シードのS・ジョンソン(アメリカ)と対戦する。両者は今回が2度目の顔合わせで、昨年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)4回戦ではフェデラーが6-2, 6-3, 7-5のストレートで勝利した。 世界ランク10位のフェデラーは今大会、シード勢が順当に勝ち進むと4回戦で今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)決勝の再現となる第5シードのR・ナダル(スペイン)、準々決勝で4連覇を狙う第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)らと対戦の可能性がある厳しい組み合わせとなっている。 過去のBNPパリバ・オープンでは、2004年から3連覇と2012年に4度目の優勝を果たした。2014・2015年は決勝まで勝ち進むが、いずれもジョコビッチに阻まれていた。
5年ぶり優勝へ前進したフェデラー