300勝を達成したジョコビッチ
ジョコ、マスターズ300勝
男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は14日、シングルス3回戦が行われ、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第31シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を7-5, 4-6, 6-1のフルセットで下してベスト16進出を果たすと同時に、四大大会に次ぐグレード「ATPマスターズ1000」でキャリア通算300勝を達成した。 昨年のリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/ リオデジャネイロ、ハード)でデル=ポトロに苦杯喫したジョコビッチは、この日13本のサービスエースを叩き込まれるも5度のブレークに成功し、2時間17分で振り切った。 4回戦では、第15シードのN・キリオス(オーストラリア)と対戦する。キリオスは3回戦で第18シードのA・ズベレフ(ドイツ)をストレートで下しての勝ち上がり。 ジョコビッチは今年のアビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、 ハード、ATP500)準々決勝でキリオスにストレートで敗れている。 もしキリオスに勝利しても、準々決勝では第5シードのR・ナダル(スペイン)と第9シードのR・フェデラー(スイス)の勝者と対戦する厳しい組み合わせ。 同日の3回戦では、第4シードの錦織圭が第25シードのG・ミュラー(ルクセンブルグ)にストレート勝ちし、危なげなくベスト16へ進出した。4回戦では、ノーシードから勝ち上がってきた世界ランク60位のD・ヤング(アメリカ)と対戦する。
300勝を達成したジョコビッチ