FCバルセロナ 主要ブックメーカーのCL優勝最有力候補に
FCバルセロナ、ボルシア・ドルトムント、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘン、アトレティコ・マドリード、ASモナコ、ユヴェントスFC、レスター・シティFC。 3月15日、2016―17シーズンのCL準々決勝に進出する8クラブが出揃った。 翌日、ヨーロッパの主要ブックメーカーはCL優勝予想オッズを発表。揃ってバルサを最有力候補に挙げた。 例えば「Bet365」では、バルサが6月3日にカーディフで行われるCL決勝に勝利する倍率は3.75倍で、B・ミュンヘンと共に8クラブ中、最も低い倍率となっている。 『ムンド・デポルティーボ紙』が大手ブックメーカー5社を比較したところ、バルサの倍率が最も低く、その次にドイツ・ブンデスリーガ王者のB・ミュンヘンにバルサと同じか若干高めの倍率が付けられている。 そして、どのブックメーカーもCL連覇を狙うR・マドリードを3番目に入れている。しかしそのオッズは5.50倍から5.75倍と高く、現時点ではバルサに大きく差をつけられている形だ。 バルサが優勝候補に挙がるのは毎年お決まりの事ではあるが、今シーズンの場合はバルサがPSGにセカンドレグを6―1で勝利し、歴史的大逆転を経て準々決勝に進出した背景も倍率を一段と下げる要因になっていることは明白だろう。 「SUERTIA」と「888 SPORT」の2社において、バルサは単独で優勝候補に挙げられており(2社ともオッズは3.75倍)、その後にB・ミュンヘンが4倍で続いている。 「BWIN」と「BETFAIR」の2社はバルサとB・ミュンヘンのオッズをいずも4倍とし、両クラブを優勝候補筆頭に挙げている。 そしてその4社にBet365を加えた5社はすべて、3番目にR・マドリードを挙げており、オッズはBet365、BETFAIR、SUERTIA、888 SPORTが5.50倍、BWINだけが5.75と若干高めに設定している。 ブックメーカー5社とも4番目には3度目のCLタイトルを狙うユヴェントスFC(倍率は8.50倍から9倍)、5番目にはディエゴ・シメオネ監督率いるA・マドリード(倍率は10倍から11倍)が入っている。逆に、すべてのブックメーカーにおいて倍率が最も高いクラブは昨シーズンのイギリス・プレミアリーグで大旋風を巻き起こしたレスターとなっており、オッズは34倍から36倍が付けられている。