CLベスト8、バルサはユヴェントスと、R・マドリードはB・ミュンヘンと対戦!
執筆者 SERGI SOLÉ FCバルセロナはユヴェントスFCと、そしてバイエルン・ミュンヘンがレアル・マドリードと当たることとなり、その他の2試合に関しては、アトレティコ・マドリードとレスター・シティFC、そしてボルシア・ドルトムントとASモナコの組み合わせとなっている。 バルセロナのチーム名が記されたボールは、過去1981年、84年にリヴァプールFCの一員として欧州チャンピオンに輝き、1987―88シーズンにはユヴェントスにも在籍したことのある、今大会のアンバサダー、イアン・ラッシュ氏の手によって、1番最後に姿を現した。バルセロナは、6月3日にミレニアム・スタジアムで行われる決勝で栄冠を掴むために、世界中が証人となったパリ・サンジェルマンFC戦での6-1の勝利のようなホームの利を活かすため、いずれ当たることはわかっていながらも、現時点でR・マドリーとA・マドリードとの対戦は避けたいと考えていた。 このユヴェントスとの対戦は、2015年ベルリンの地で行われ、バルセロナが3―1で勝利した決勝の再戦となると同時に、2016年6月にバルセロナを退団した、ダニエウ・アウヴェスにとっても、退団以来、初めてのカンプ・ノウへの帰還となる。 サンティアゴ・ベルナベウでも、カルロ・アンチェロッティ監督が、2015年までの教え子立ちと再会を果たすことになる。当時R・マドリードの監督として、クラブ史上10度目のCL優勝を勝ち取ったこのイタリア人監督は、2013年にユップ・ハインケス監督時代に勝ち取って以来のCLの栄冠を、B・ミュンヘンにもたらすことを目指している。 過去、抽選会において運に恵まれなかったR・マドリードだが、今回は、セカンドレグ(第2戦)をサンティアゴ・ベルナベウで戦うことができるというアドバンテージを得ることができている。 2014、16シーズンにベスト8でバルセロナと対戦したA・マドリードは、全8チームのうち、最も楽な相手と当たることとなった。ベスト16でセビージャFCを破ったレスターは、非常に難しい一戦を迎えることになるだろう。 逆にここ4年で3度目の決勝進出を目指すA・マドリードにとっては、視界は良好だ。 残る1戦はモナコと、元バルセロナのマルク・バルトラ擁するドルトムントが当たることとなり、どちらかが準決勝に駒を進めることになる。 もしもレスターが勝ち上がった場合には、ユヴェントス対バルセロナ、B・ミュンヘン対R・マドリードの勝者にとって、その対戦を熱望されることになるだろう。間違いなく偉大な夜となるこのベスト8は、4月11日、12日にファーストレグ(第1戦)、そして18日、19日にセカンドレグが行われる。