準々決勝で敗退した錦織圭
錦織 敗退も4位返り咲きへ
男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は17日、シングルス準々決勝が行われ、第4シードの錦織圭は第17シードのJ・ソック(アメリカ)に3-6, 6-2, 2-6のフルセットで敗れて初のベスト4進出とはならなかったが、大会後に発表される世界ランキングでは自己最高タイの4位へ返り咲くことが確定している。 この日、第1セットを落とした錦織は、今季既に2勝をあげているソックの強烈なフォアハンドを封じようとバックハンド側へボールを集め、第2セットだけで2度のブレークに成功してセットカウント1-1に追いつく。 ファイナルセットは先にブレークを許すも、リターンエースを決めるなどでガッツポーズをつくり自身を鼓舞。しかし、2度のブレークチャンスを活かすことが出来ず、1時間48分で試合に終止符が打たれた。 もしソックに勝利していた場合、第9シードのR・フェデラー(スイス)との準決勝だったが、それは実現しなかった。 次回は22日から開幕するマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)でマスターズ初優勝を狙う。昨年は決勝でN・ジョコビッチ(セルビア)にストレートで敗れるも準優勝を飾った。
準々決勝で敗退した錦織圭