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バルサスポーツクラブ 3冠の可能性を持つサッカーとユーロリーグで惨敗したバスケットボール
執筆者 XAVIER BOSCH バルサのサッカー部門では各カテゴリーにおいてに優勝の可能性がある。UEFA チャンピオンズリーグ、UEFAユースリーグ、そしてUEFA女子チャンピオンズリーグを、同じ年に優勝することを想像できるだろうか? 優勝まで、フベニール(U―19年)はあと2試合、女子サッカーはあと4試合、そしてルイス・エンリケ監督の男子トップチームはあと5試合を残している。 一方で、バルサのバスケットボール部門においては、ユーロリーグで3試合を残しているが、その試合に勝利しても何の役にも立たないことを理解している。 3月22日、相手に叩きのめされずに試合を終えるという望みを持って、マドリードとの試合を戦っていた。 試合の結果を知るには、第1クォーターだけ行えば十分だった。タイリース・ライスとヴィクトル・クラベールが、2度ずつあり得ないボールロスト。ライスは2度もボールを足に当て、アンテ・トミッチは顔面にボールを当てられていた。 チームはあまりにもナーバスで、瀕死の状態。唯一、感情的になっていないように見えるのは、しかめ面をしたゲオルギオス・バルツォカス監督くらいだった。 しかし、ハーフタイム前にその監督が退場。これは追い詰められたチームの衰退を示している。 チームはリーグ戦で望みがある。リーグ戦においては、ユーロリーグで活躍しているR・マドリードやサスキ・バスコニアと、バルサは勝敗の数で並んでいるが、その2チームはユーロリーグでの代償をリーガACB(スペインプロバスケットボール1部リーグ)で払っている。 ユーロリーグの疲労は、強豪チームでさえも衰退させるのだ。