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平均トリプル・ダブルの大記録にまた一歩前進したラッセル・ウェストブルック「楽しくプレーしたい」
記録達成には休養が近道だが「自分はプレーしたい」 1961-62シーズンにオスカー・ロバートソンが達成した『平均トリプル・ダブル』実現にまた一歩前進したサンダーのラッセル・ウェストブルック。今シーズンは71試合にフル出場し、現時点で平均平均31.8得点、10.5リバウンド、10.3アシストを維持している。 ウェストブルックが平均30得点、10リバウンド、10アシスト以上で『平均トリプルダブル』を達成するには、残り試合で平均22.0得点、6.9リバウンド、7.7アシストが必要だ。 西カンファレンス6位につけ、今後の戦績次第では最大4位にまで順位を上げられる可能性があるサンダーが最も恐れるのは、ウェストブルックの負傷離脱以外にはない。ウェストブルックは昨シーズンこそ2試合の欠場にとどまったが、14-15シーズンは15試合、13-14シーズンには右ヒザの手術を受けた関係で36試合を休んでいる。 確実に『平均トリプルダブル』を達成するのであれば、指揮官ビリー・ドノバンは残り試合で休養を与えることが得策だろう。しかしウェストブルックは、コートに出て精一杯プレーする方を好んでいる。 メディア取材に応じたウェストブルックは「俺はプレーしたい。コートに出て競い合って、楽しくプレーしたいんだ」と語った。 過去にケガで離脱したことを質問されても「休養については他の選手と考え方が異なるかもしれない。以前ケガで多くの試合を欠場したから、今はバスケットボールをプレーできる機会、瞬間を大事にしているんだ。いつだってフロアに出てプレーできる瞬間を楽しんでいるよ」と答えている。
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