堀奈津佳は1年5カ月ぶりのアンダーパー。不振に屈せず笑顔でラウンドした
518日ぶりのアンダーパー 2013年覇者の堀奈津佳が29位発進
◇国内女子◇アクサレディス in MIYAZAKI 初日(24日)◇UMKCC(宮崎県)◇6484yd(パー72) 2013年の大会覇者でツアー通算2勝の堀奈津佳が2バーディ、1ボギー「71」でプレーし1アンダーの29位で発進した。レギュラーツアーでのアンダーパーは2015年10月23日の「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」第2ラウンド以来で、518日ぶり。極度の不振に苦しむ中で「パーを拾って組み立てられた」と振り返った。 1年5カ月ぶりのアンダーパーに笑顔を見せた。2番(パー3)でティショットをミスして右手前に外したが、52度で40センチにつけてパーを拾った。ショット不振を脱したわけではないが、「ねばれた部分があった。少しずつ良くなっていきたい」と話した。 昨年大会では、通算20オーバーをたたいた。昨年末の最終予選会(ファイナルQT)は249位。下部ステップアップツアーの出場権も降りてこない順位で、推薦を待つ状況だ。「長期スパンで1つ1つ課題をクリアしていきたい」と穏やかに言った。 予選通過となれば、15年7月「サマンサタバサレディース」以来で1年8カ月ぶり。「あすどうなるか分からないですけど、積み重ねてきたものを出せれば」と話した。(宮崎市/林洋平)
堀奈津佳は1年5カ月ぶりのアンダーパー。不振に屈せず笑顔でラウンドした