https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/mundo-production/resize_contents/682/9c2d477e4fdb2987aa9001243543bd98763395138dca0187a16e71278ba709e2.jpg
カンプ・ノウで誰かが頭を割る前に
執筆者 Xavier Bosch カンプ・ノウでの危険なシーンが、バルサ対パリ・サンジェルマンFC戦、バルサ対バレンシアCF戦で起きた。 大逆転劇が繰り広げられたあのチャンピオンズリーグでの被害者はラフィーニャだった。 逆転するためにさらなるゴールが求められていた場面、ボールがサイドラインを割った際に、同選手はボールボーイから受け渡されるのを待つことなく、可能な限り素早くボールを拾いに行った。 芝の境目にある赤い合成素材が敷かれた箇所に足を踏み込んだ瞬間、ラフィーニャは足を滑らせ尻もちをついた。恥ずかしさもあっただろうが、その打ち方は非常に痛々しいものであった。 その後のバレンシア戦においても、同じ場所で同じ光景が繰り返されている。バレンシアの選手が芝のさらに奥へボールを取りに行った際、そのゾーンに足を踏み入れた結果、転倒。近くのサポーターから皮肉の拍手を受けることとなった。 カンプ・ノウにおいて、スケートリンクのようによく滑るゾーンが、スパイクを履いた選手たちが足を踏み入れなくてはならないピッチの境界線に未だに存在しているのは危ない。選手が頭を割る可能性があってはならないのだ。 カンプ・ノウの再開発において、選手が怪我をする前にこの問題が解決されることを願うばかりである。