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チェルシーがネイマール獲得!? オーナー・アブラモヴィッチ氏の思惑
2017年3月24日のウルグアイ対ブラジル戦のプレーからもわかるように、最近のネイマールの活躍は目覚ましい。世界中のサッカーチームがネイマールに注目している。 しかし同選手はバルサと2016年に5年間の契約更新を行なったばかり。2021年まではいくら「ネイマールがうちに入ってくれたらいいのに!」と願うチームがいても、よほどのことがない限りバルサとの契約が打ち切られることはない。 しかし、イタリアの日刊紙『トゥットスポーツ』が、ネイマールとの契約を真剣に考えているあるチームについて報道した。同紙が取り上げたのは、プレミアリーグのチェルシーだ。 2016―17年シーズンで良い成績を残してくれたコンテ監督にチームに居続けてもらうため、クラブはネイマールのような世界最高峰の選手に移籍してもらおうと考えているらしい。 コンテ監督が出て行くかもしれないと心配をしているのは、オーナーのアブラモヴィッチ氏だ。 同氏は中国の「Suning(蘇寧電気=そねいでんき)」によって買収されたインテル(インテルナツィオナーレ・ミラノ)の資金力に注目している。 アブラモヴィッチ氏は「せっかくチームに良い流れが来ているのに、もしアントニオ・コンテ監督がインテルからのオファーでも受けてチェルシーを出てしまったら、代わりになるような監督を見つけるのは難しい」と事態を先読みした上での判断だ。 同紙はアブラモヴィッチ氏がネイマール獲得のために、なんと1億8,000万ユーロも支払うと報道。 しかし、この移籍話は今のところまだ実行に移ったわけではない。そもそもネイマールをバルサから引き抜くのは相当難しいということをもう一度、心に留めておきたい。